ゆる~く 楽しむ 釣り

バスや小物など 身近で出来る釣りを楽しんでる オッサンの気まぐれな日記です。

ゼロ フリクション レベルワインド 

ダイワのリール ファントム シリーズ

80年代 バスに熱くなってた人たちには

馴染みがある方も多いと思う。

自分もその一人で お世話になっていた。

f:id:kobankun:20220213151321j:plainその中 自分が一番好きだったのが  ファントム トーナメントEX-20

シリコンガイド、チタンラインガード、カーボン一体型フレーム

無接点電磁誘導ブレーキ(マグサーボ)、オートキャスト機構、

極めつけのゼロフリクション レベルワインド。

当時の最先端の技術と素材が使われていた 定価30000円の高級リール。

クラッチを押すとパカッと開く レベルワインドに 心奪われた(笑)

父親の持ってた1984年のカタログを 毎日の様に眺めてた。

 

 

 

 

 

 

 当時 家の近所に 釣船屋さん等に生餌の卸売が主な 釣り具屋があって

一般向けには ダイワの釣り具だけ置いてあった。

バスハンター、バルサミノー、リブンシケーダ など ここで購入した。

それ以外には 買えるハズのないEX-20を 毎日のように見に行ってた。

今思うと迷惑なガキだが お店の御主人にも奥さんにも 可愛がって貰ってた。

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ちなみにコイツらは 海外向けのPTA-33

国内向けEX-20の綺麗な物は あまり売りに出ない感じだが

PTA-33は 海外で沢山売れて タマ数が多いのか?

良く見かけるので 綺麗な物を見つけ易い。

 

国内向けと何処か違うのかよ!  って? 

カップ&フレームの印字 左カップマグサーボ部のメモリ&印字

ハンドルノブが木目調と黒 ドラグホイールの印字有り無し

ハンドルナット&リテーナー&ビスの色 右カップを止めてるビスの色  

 レベルワインド上部ポストの色  シリコンガイドの色と

結構 違ってるが  普通の人には   そんなもん 一緒じゃ! 

どうでも良いわい! って感じだろう(笑)

 

 

 

 

 

 

 

初めて自分が購入したベイトリールは

プロキャスターPMA-33SL

f:id:kobankun:20210126100831j:plain左ハンドルの 黒くてチョット安っぽいEX-20って感じ。

宣伝も広告も無かったが  初夏のある日

別の行きつけの釣り具屋に置いてあった。

EX-20は定価30000円だが  こっちは13800円

10000円位で売っていたので

貯めておいた 洗車のバイト代&お年玉の残りで ギリギリ手が届く。

ゼロフリクション レベルワインドに侵されていた自分は

黒で左巻きなのも関係無く即 飛びついた。

当時 流行し始めてたフリッピング 向けに

左ハンドル&フリッピングレバーを搭載し登場した

ダイワ初の左巻きベイトリールらしい。

翌年1985年のカタログに 左巻き専用 フリッピング メソッドを存分に発揮!

と掲載されてた。

 

 

 

 

 

 

 

動画を撮ってみた。

汚いオッサンの手は無視して

パッカっと開くレベルワインドに注目。

 

 

 

 

 

 

昨日リールが届いた。

コンピューターリール PT-10E 

ゼロフリクションレベルワインド&オートキャストに コンピューター搭載の凄い奴!

f:id:kobankun:20200217122832j:plainこれからはデータの時代!と 西山さんが宣伝していたのを思い出す。
当時 自分は そんは物 必要ないだろ~  不格好だし欲しくないな~
と買えもしないのに思ってたが オッサンになって今更 買ってしまった(笑)

コイツは海外向け物で 説明書は英語。詳しい使い方は判らないが

ラインの太さと巻き数をセットして投げてみると

投げた距離がftで表示され 測ってみたら かなり正確だった。

 

 

 

 

 

 

 

ファントム アモルファス ウイスカーにセット。

f:id:kobankun:20200217124001j:plain時代的に当然な組み合わせだが リールが異常にゴツくビミョーな感じ・・ 

パーミング側が 出っ張ってるが スプールまでの高さは

以外と低いので悪くは無いかな・・

 

まぁ投げた距離が判るだけでも結構楽しい(笑)

 

何と言っても パカッと開く ゼロフリクションレベルワインド!

同ボディのEX20(ゼロフリクション)と SS-20AC(ノーマルレベルワインド)

を投げ比べするとノーマルレベルワインドは レベルワインド部に かなりの抵抗を感じ

ゼロフリクションは抵抗なくラインがスムーズに出て行くので

実際 効果はあると感じるし 特にピッチングなんかで

軽く打つ時の伸びは かなり違いがあるように感じる。

トラブルが多かったのか 強度不足を懸念してか

1986年登場のファントム Zero GS-10 , 15 トーナメントSS-10 , 15 で

消滅してしまう事になるが 自分には最高のギミック!

今も昔も 大好きなんだな~