フレッド アーボガスト
フライロッド フラポッパー1/16oz
古くは1940年代から
長い歴史の中 色々な形があり
バスフライ愛好家には ヘアバグと並んで
定番なフライロッドルアーと思う。
自分も愛好家の一人。でも年代物なので
塗装がひび割れて欠けたりしてるし
中には ボロ1個に¥10000以上したのもある。
まぁ金額云々 二度と入手出き無いかも知れんし
使うのに躊躇してしまう。
で オリジナルをシリコンで型取り
発砲ウレタンで複製した物を使ってる。
1/16ozは5種類をレプリカしてる。
年代は自分が調べた物なので
間違ってるかも知れない(笑)
初期型 1940年前期頃
大きな口は 掘り込んであり
移動が少なく 大きなゲップ音を発する。
パッケージに Gets Bass with Hula Hula Dance と
謳われている様に 艶めかしいフラフラ ダンスを見せる。
発売開始時の価格は 65セントだった。
1940年中期~
ヘッドの高さが無くなって 小ぶりになった。
深く丸く掘られていたカップは 直線的に
ゲップ音はマイルドになり 見た目も地味になったが
芸達者な影の実力者。
1950年中期~
大きく変わって 顔と体に別れた形状になった。
下顎が無くなり 腹は平で
斜めに突き出たヘッド部が特徴。
形状自体は1950年初期に 顔と体に別れた この形になっていたが
今迄 スレッドを巻いて作られていた スカート取り付け部が
樹脂成型品のフックマウントを兼ねた物になって
そのマウントに コルクボディが乗る作りになった。
1950年後期~のラバーレッグ無し
斜めに突き出ていたヘッド部が小さく
断面的になり可愛らしくなった。
見た目と同じく ピコン ピコンと
可愛いいポップ音でバスを誘惑する。
1960年~のラバーレッグ付き
更にヘッド部が小さく 逆にボディは大きくなり
ラバーレッグが装着された。
フライロッドフラポッパーで 一番なじみのある形と思う。
ラバーレッグ&フラスカートが 浮かべておくだけでも
フライとは思えない物凄い存在感だが キャストは大変。
この後 更にヘッドが小さくなり
ボディも小さくなったりしながら
この形状で続いて行く。
パロディで スパターバグ
フラポッパー、ジッターバグにフライロッドサイズがあるので
あったらこんな感じかな?と。
ルアーと同じく非対称のペラを装備。
ゆっくり引けば引き波ブルブル、強めに引けばブジュブジュと
スパターサウンド&バブルでバスを虜に!
バイトは多いがフッキング性能が悪い(笑)
遊び要素の強いフライロッドサイズルアー
老眼&震える指先と戦いながら
気紛れでレプリカを制作している。
眉間にシワを寄せ 背中を丸め
チマチマと塗装してる姿は
傍目には さぞ滑稽だろう(笑)
オッサンが気色悪いが
フライロッド フラポッパー可愛いんだよ💛