オリジナルのボディのままで
フローティングになってくれたら良かったのだが
やっぱり浮力が足らなそうなので
やむを得ずボディの体積を増やすことにした。
左 オリジナルの複製品 右 改良型
こっから見ると特に変化無し。
横から見る
お腹側?全体を1mm程 幅増した。
さらに
壊れそうなスカート取り付け部は取っ払い
取り付け部を変更と共に体積UP
スカートはプラ棒を介してボディに取り付ける。
プラ棒に直接スカートを巻いても良いし
従来通りゴム管に巻いた物を挿しても良い。
大まかには完成してるが もう少し綺麗に仕上げて
シリコン型取りに入る。
同時にペラも色々作ってみた。
左から 樹脂ペラ0.8mm 0.93g 樹脂ペラ1.0mm 1.26g
ジュラルミン0.5mm 1.18g オリジナル 1.98g
ペラのシャフトは ヒートンの様に 交換等できなくなるが
1.0mm硬質ステンレス貫通式にし 少しでも軽量化を計る。
このご時世に ローテク丸出し
型紙を貼り付けて切り出してる(笑)
オリジナルは ほぼ引きっぱなしで使うので
あまりペラの糸が絡みは 気にならないが
今回作るのはフローティングで
ストップ&ゴーを多用する使い方を想定している。
ペラに糸が絡みにくく&少しでも軽くしたいので
オリジナルをモチーフに 若干小さ目にしてみた。
シリコン型も完成し
レジン+マイクロバルーン0.7gで
流してみた。
樹脂ペラ0.8mm装着モデル。
ちゃんと浮いた。
ジュラルミン0.5mm 装着モデル。
頭下がりでアウト。
レジンを諦めて
発砲ウレタンで流してみる。
レジン+マイクロバルーンに比べて
発砲ウレタンは 発砲率等で調節範囲が広く
軽く作るのも得意。
ちゃんと浮くには浮いたが
ここから更に 本体の重さ(浮力)と
メインウエイト&バランスウエイトの位置と重さを 吟味して
何回もサンプルを作り 現状の中でベストと思う所を探って行く。
バズベイトの様に 引きっぱなしでは無く
引いたり止めたりトップウォータープラグの様に
使う事を考えてダブルフックを装着。
障害物回避に優れたシングルフックは
従来通りオリジナルに任せておく。
樹脂ペラでもジュラルミンペラでも
良い浮き方になった。
正直 オリジナルを参考に少し大きめで
ボディを作った方が簡単だし確実。
出来ればオリジナルの状態でフローティングが
欲しかったので仕方ないな(笑)
このサンプルを基準に 決めた浮力でボディを流し
決めた重さと位置にウエイトを配置して
本番ボディ制作に取り掛かる。
スカートも考えた。
色々試して ラテックス製で20テールを下巻きに
10テールを少し上にずらして巻いた30テールに決定。
自身が作ってる ラテックス製スカートは 浮力があり
水中で良くクネって艶めかしいのが特徴。
周知の事実で 今さら 言う事でも無いが
扱いは面倒くさいし 耐久性も悪いが
ラテックス製スカートのクネクネ感は やっぱり最高!
落書きして気分を高めた(笑)
塗装に向けマスクの用意もあるし
ボディのカラーに合わせてスカートの制作もあり
完成までは まだ時間が掛かり夜更かしが続きそう。
シーズンオフの間にのんびりと作るつもりだったが
せっかちなので 何でも始めると一気にやりたがる(笑)
色々考えてガチャガチャやるのって楽しいんだよな!